Ozric Tentaclesが1989年にリリースしたファースト・オフィシャル・アルバム『Pungent Effulgent』のEd Wynneによる2020年リマスター・ヴァージョン。
Ozric Tentaclesは英サマセットで1983年に結成されたインストゥルメンタル・ロック・バンドだ。1985年の『Erpsongs』を皮切りに、当初はカセットで音源をリリースしていた。1989年には自主レーベル、Dovetail Recordsを設立し、オフィシャルのファースト・アルバム『Pungent Effulgent』をリリース。この頃からバンドは一般的な人気を獲得するようになり、1990年にはセカンド・アルバム『Erpland』、1991年にはサード・アルバム『Strangeitude』をリリース。『Strangeitude』収録のシングル「Sploosh!」は、UKインディ・チャートで1位を獲得。続く1993年のアルバム『Jurassic Shift』はUKアルバム・チャートで11位、同インディ・チャートで1位を獲得した。その後、最新作である2015年の『Technicians of the Sacred』まで、継続的にアルバムをリリース。目下、30枚以上のアルバムをリリースし、一度もメジャー・レーベルとは契約をせず、100万枚以上のアルバムをワールド・ワイドで売り上げている。この間、幾度もメンバー・チェンジを行うが、ギタリストのEd Wynneは唯一のオリジナル・メンバーとしてバンドに残っている。Ozric Tentaclesの音楽性は多岐にわたる。カンタベリー・ロックを代表するSteve HillageやGongの影響を強く感じさせ、サイケデリック・ロック、プログレッシヴ・ロック、スペース・ロック、ジャズ/フュージョン、エレクトロニック、ダブ、ワールド等、あらゆるジャンルを融合したサウンドを鳴らす。また、楽曲の大半はインストゥルメンタルである。昨今では、UKのミュージック・フェステイヴァルの再興に大きな影響を及ぼしたバンド、として広く認識されている。
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- Side A
- 1. Dissolution (The Clouds Disperse)
- 2. O-I 3. Phalarn Dawn
- 4. The Domes Of G`Bal
- Side B
- 1. Ayurvedic
- 2. Kick Muck
- 3. Agog In The Ether