クラウト・ロックを代表するドイツのロック/シンセサイザー・グループ、タンジェリン・ドリーム。創設者エドガー・フローゼの死後、2枚目となるスタジオ・アルバム『ラウム』、リリース。
ニュー・アルバム『Raum』でTangerine Dreamは前EP『Probe 6-8』におけるコンセプトを更に発展させた。Edgar Froeseのキューベース(と1977年から2013年までのオタリ・テープのアーカイヴ)を活用して作曲/プロデュースされたこのアルバムでは、Thorsten Quaeschning、Hoshiko Yamane、Paul Frickによるシーケンサーのサウンドスケープと暖かいシンセが交互にあらわれる。社会的な距離を置き、ショーがキャンセルされた時代に作曲されたこれらの楽曲は、正確に再現することはできない。少なくとも、ライヴでは大幅な再インストゥルメントが必要であろう。『Raum』は、2015年に創設者、Edgar Froeseが他界した後、バンドにとって2枚目のスタジオ・アルバムとなる。過去50年のサウンドに深い敬意を払いながら、進化し続けるTangerine Dreamの道を示した一枚だ。
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- 1. Continuum
- 2. Portico
- 3. In 256 Zeichen
- 4. You're Always On Time
- 5. Along The Canal
- 6. What You Should Know About Endings
- 7. Raum