ハウリング・ベルズのフロント・ウーマン、ワニータ・ステインのソロ・アルバムが完成。ガス・シーファート(Beck、ライアン・アダムス、ノラ・ジョーンズ)のプロデュースによる『アメリカ』、リリース。
Juanita Steinは兄のJoel Stein等とHowling Bellsを結成。2004年に地元オーストラリアのシドニーからロンドンへと移った。その後、Howling Bellsは『Howling Bells』(2006年)、『Radio Wars』(2009年)、『The Loudest Engine』(2011年)、『Heartstrings』(2014年)と4枚のアルバムをリリース。ワールドワイドでツアーやフェスティヴァルへ出演し、ColdplayやThe Killersともツアー。世界的なブレイクを果たした。こうしたHowling Bellsでの活動の一方、Juanita Steinはソロ・アルバムの構想を温めていた。結果完成したのが、Gus Seyffert(Beck、Ryan Adams、Norah Jones)のプロデュースにより、ロサンジェルスでレコーディングされた当『America』だ。西洋風な「Dark Horse」からムーディーなラヴ・ソング「Cry」まで、Juanita Steinは蜂蜜のような甘い歌声この美しいアルバムの曲を歌いあげている。「このアルバムはアメリカのダークな心に響く作品だと思う。私の音楽的感性はRoy Orbison、Dusty Springfield、Lee and Nancy、Patsy Clineによってもたらされた。彼らは私のこの広い宇宙を開いてくれたの」とJuanita Steinは語っている。アルバムにあわせ、Juanita SteinはMichael Kiwanuka、Richard Hawleyとツアーをおこなう。また、Cambridge Folk Festivalといったフェスティヴァルにも出演。Hyde ParkではTom Pettyとプレイする。
- 1. Florence
- 2. Dark Horse
- 3. Black Winds
- 4. I'll Cry
- 5. Stargazer
- 6. Shimmering
- 7. Someone Else's Dime
- 8. It's All Wrong
- 9. Not Paradise
- 10. Cold Comfort
- 11. America