あだち麗三郎 (片想い、cero等)/MCsirafu (ザ・なつやすみバンド、片想い)らが参加したシンガーソングライター東郷清丸によるクセモノ感満載のデビューアルバムが完成!普遍的なポップさとヘンな気持ち悪さが絶妙に共存したアーバンでニヒルな軟体骨細POPファンク
東郷清丸1stアルバム「2兆円」は、あだち麗三郎(ドラム,コンサルティング)/池上加奈恵(ベース)をコアメンバーに、MCsirafu(スチールパン)/谷口雄(鍵盤)/クロ(コーラス)らを演奏陣に迎え、子供のような本能的な身体感覚/言語感覚を元にファンク/ヒップホップ/ロック/R&Bなど様々なジャンルから採取したビートを構築しそこへ平易な単語で、だれかに語りかけるよう丁寧に言葉を編み上げあくまでもポップに、誰にでも聴ける音楽であるように作られた全9曲。夢の中よりきれいな所までもうすぐだよ''ミドルテンポなファンクで語りかけるM1にはじまり浮遊感たっぷりの7拍子にのせて''ふざけてるようなビートで踊ってみよう''とホップにひとりごちるM3、流麗なエレピとコーラスの交わる中で''習ったわけじゃないけどなんだか分かる気がして''日常の美しさを歌うR&BナンバーのM6。現実にはもう存在しないホテルの中で''このままここでずっとステップ踏んでいようよ''と誘いかけるM8…など、TokyoBigUp!2017ライブ審査にて「普遍的なポップさとヘンな気持ち悪さが絶妙に共存している」とポップかつオルタナティブのまさに体現者である中尾憲太郎氏が評した通り、天才的なバランスで未踏の聴き味をもたらしたアルバムが誕生した。また同梱のDISC Bには、宅録を始めた10年弱の間に制作された15秒?4分程度の小作品郡を51曲収録。個人創作のみではなく映画音楽やラジオOP等、依頼を元に制作した楽曲群はフォーク/エレクトロニカ/アニソンロック/ピアノ曲などなどDISC Aにも増して多様な形態をもち、場所や世界観に応じて柔軟に変形するプロデューサー的側面も垣間見える。東京オリンピックの総予算とも噂されるような国家予算規模の金額をタイトルに掲げ旅行中のような、記者会見のような、魂が抜けているような奇妙なジャケット写真。こいつは一体なんなのか…?1stアルバムながら一筋縄ではいかない予感に満ち満ちている「2兆円」必聴です。
- Disc1
- 1. ロードムービー
- 2. サマタイム
- 3. SuperRelax
- 4. 悲しい犬
- 5. 深海特急
- 6. 美しいできごと
- 7. 劇薬
- 8. 赤坂プリンスホテル
- 9. 海に抱かれて
- Disc2
- 1. Eスライダー
- 2. 任せて!インサツレンジャー!
- 3. メリーゴーランド
- 4. ヤマシタレーシング
- 5. ババァアン!
- 6. vaccine
- 7. 地下学
- 8. PANGEA
- 9. 螻蛄(おけら)ハウス
- 10. サイドビジネス
- 11. 首長竜
- 12. riv
- 13. 夏離
- 14. Kavka
- 15. コルヌミュウ
- 16. 二足歩行
- 17. 日時計
- 18. Nolan
- 19. 不在の存在
- 20. 悪役マン
- 21. 弱犬
- 22. ガラス窓
- 23. メガネノタカダ1
- 24. メガネノタカダ2
- 25. ハオチーのテーマ
- 26. 歩幅
- 27. 笑い皺が不気味
- 28. めざめ
- 29. 普通の顔で
- 30. せつなみ
- 31. ろくでもなくても
- 32. 摩天楼
- 33. 青い電車
- 34. 既にはじまっている
- 35. 愛のかたち
- 36. 猫
- 37. 寝ぼう論
- 38. 半透明
- 39. 凪
- 40. 不運でも
- 41. 平熱でやりたい
- 42. 定型外
- 43. 変な天気
- 44. 感傷をひとさじ
- 45. オーロラ
- 46. じっと待つ
- 47. 青年
- 48. 春を待つ
- 49. 風車
- 50. 笑う
- 51. 夜未満