何かを叩き擦って組まれたビートと断片を繋ぎ合わせるサンプリング、境を横断する10曲のインストゥルメンタルトラックと1曲のラップソング。全32分の第2作。
始まりの前の終わり、薄らとした昂揚感と確かな寂しさ。別離。独り、思い返し、思い出す。夜になる。「夜」をキーワードにして作られた今作は、普遍的な「夜」のイメージではなく、作者個人の「夜」が、「真に心が動くところには、自分が生きている時代性を持った何かが在る」との考えを基に表現されている。
- 1. 十二月
- 2. たむけ
- 3. 夜にみる
- 4. 休眠
- 5. 街灯 feat. 呂布カルマ
- 6. 土壁
- 7. 振動
- 8. 忘れた
- 9. 憧憬
- 10. 兆動
- 11. 夜光