シアトルのシューゲイズ/ポストパンク・バンド、ヴァーシングのニュー・アルバムが完成。2年振、自身2枚目となるアルバム『10000』をサブ・ポップ傘下のハードリー・アートよりリリース。
シアトルの4人組、Versingはタコマのカレッジ・ラジオ、KUPSでスタートを切った。バンドのメイン・ソングライター、ギター、ヴォーカルのDaniel SalasはKUPSでオルタナティヴ・ミュージックのディレクターとして働いていたが、そこでギターのGraham Baker、ドラムのMax Keyes、ベースのKirby Lochnerと出会いバンドが結成された。EP『Nude Descending』、EP『Tape』を経て、バンドは2017年にデビュー・アルバム『Nirvana』をリリース。その後、Sub Pop傘下のHardly Artと契約し、2018年にはシングル「Silver Dollar」をリリースした。当『10000』はVersingの約2年振、2枚目のアルバムとなる。Daniel Salasが「最も希望に満ちた曲」と言う「Renew」、My Bloody Valentineの『Isn’t Anything』やPixiesの『Surfer Rosa』からの影響を感じさせる「Offering」、不協和音とディストーション・ギターに満ちた幻想的な楽曲「Tethered」等、アルバムには全13曲を収録。2019年2月にはファースト・シングル「Tethered」のビデオが公開された。
- 1. Entryism
- 2. Offering
- 3. Tethered
- 4. Violeta
- 5. By Design
- 6. Vestibule
- 7. In Mind
- 8. Long Chord
- 9. 3D
- 10. Sated
- 11. Survivalist
- 12. Loving Myself
- 13. Renew