21年振りとなった前作『ウェザー・ダイアリーズ』も好評を博したライドの新作が完成。再びエロル・アルカン/アラン・モウルダーを迎えて作られた6枚目のアルバム『ディス・イズ・ノット・ア・セイフ・プレイス』、リリース。
90年代初頭のシューゲイズ・シーンをリードしたRideは、2014年に再結成。2017年に21年振りとなるアルバム『Weather Diaries』を発表。このアルバムはCreation Records時代に一緒に仕事をしていたDick GreenとMark Bowenのレーベル、Wichita Recordingsからリリースされ、UKチャートの11位を記録した。『Weather Diaries』のリリースとツアーの後、オックスフォードの4人は2019年のエレメントを含みながらもバンドの初期を感じさせるようなアルバムを作る為、バービカン・センターでのJean Michel Basquiat展やThe FallとSonic Youthのポスト・パンク・サウンドからの影響を集め、2018年の終わりから2019年の頭にかけてレコーディングをおこなった。前作同様、プロデュースにはDJ/プロデューサー/リミキサーのErol Alkanを起用。また、デビュー・アルバム『Nowhere』、セカンド・アルバム『Going Blank Again』、前作『Weather Diaries』に続きAlan Moulderがミキシングを担当。こうして完成した『This Is Not A Safe Place』は、Rideのトレードマークであるシューゲイズをベースに新たな創造性を取り入れ、新鮮で野心的、かつ完全に活力を取り戻したバンドの音となった。アルバムからのファースト・シングルは、ギターのレイヤーと共にシューゲイズのダイナミクスとメロディックなサイケデリアを融合させた「Future Love」だ。無垢でオプティミスティックなこの曲はRideの愛される要因を全て詰め込んだ楽曲といっても過言ではない。
- Disc1
- 1. R.I.D.E.
- 2. FUTURE LOVE
- 3. REPETITION
- 4. KILL SWITCH
- 5. CLOUDS OF SAINT MARIE
- 6. ETERNAL RECURRENCE
- 7. FIFTEEN MINUTES
- 8. JUMP JET
- 9. DIAL UP
- 10. END GAME
- 11. SHADOWS BEHIND THE SUN
- 12. IN THIS ROOM
- 13. CATCH YOU DREAMING (GLOK REMIX) (日本盤ボーナス・トラック)
- 14. PULSAR (LC REMIX) (日本盤ボーナス・トラック)