サブ・ポップ移籍第一弾アルバム『ヴェッセル』も好評を博したグレタ・クラインによるインディ・ポップ・バンド、フランキー・コスモス。ゲイブ・ワックス(ベイルート、サッカー・マミー、エイドリアン・レンカー他)を共同プロデューサー/エンジニアに迎えた4枚目のアルバム『クローズ・イット・クワイエットリー』、リリース。
『Close It Quietly』はGreta Klineと長年のバンドメイトLauren Martin(synth)、Luke Pyenson(drums)、Alex Bailey(bass)によって制作された。レコーディングは自宅近くのブルックリンのFigure 8スタジオでおこなわれ、共同プロデュースとエンジニアリングはGabe Wax(The War On Drugs、Soccer Mommy、Fleet Foxes、Beirut、Adrianne Lenker)が手掛けた。以前のアルバムが持つ親しみやすさを失うことなく、『Close It Quietly』はより外へと向かった作品となった。このアルバムは過去の作品の中に自分の影を見るというある種の良性のドッペルゲンガー的な機能を持っている。他のFrankie Cosmosの作品は内を向きながら輝いていたが、『Close it Quietly』は自分自身を世界の中で屈折させたさせたような作品だ(その逆で、世界を自分自身のなかで屈折させるのも同様)。これは奇跡的にヘンリー・デイヴィッド・ソローの「振り返ると、自分以外の人がいることがわかる」という名言と一致する。アルバムからのファースト・シングルは 「Windows」で、2019年6月にビデオは公開された。
- 1. Moonsea
- 2. Cosmic Shop
- 3. 41st
- 4. So Blue
- 5. A Joke
- 6. Rings (On A Tree)
- 7. Actin' Weird
- 8. Windows
- 9. Never Would
- 10. Self-destruct
- 11. Wannago
- 12. I'm It
- 13. Trunk Of A Tree
- 14. Last Season's Textures
- 15. Even Though I Knew
- 16. UFO
- 17. Marbles
- 18. Did You Find
- 19. A Hit
- 20. With Great Purpose
- 21. This Swirling
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