1961年にチャーリー・パーカーの3番目の妻で法定相続人だったドリス・パーカーと、サコードの再発(リパック)シリーズで知られるPickwick Recordsのプロデューサーだったオーブリー・メイヒューが組み立ち上げられたレコード・レーベル。パーカーの死後眠っていたパーカーの未発表音源を世に出すべく設立されたが、パーカー音源のみならず時のモダン・ジャズ新録を残している。デューク・ジョーダン『危険な関係のブルース』や、セシル・ペインの『コネクション』などはジャズ・ファンには特に良く知られた作品だろう。また他社音源を買い取り自社作品としてリリースしたが、その中にはアート・ペッパーやピート・ジョリーのレア盤も含まれ、ジャズ・ファンにとってパーカー作品以外のアルバムも多く含まれる注目のモダン・ジャズ黄金時代のレーベルだ。
モダン・ジャズ・ドラムの始祖の一人コージー・コールが1961年にディック・ヘイマンと組みビゼーの『カルメン』をジャズ化!ヘイマンのアレンジの元ボブ・ハマーやジェローム・リチャードソンら腕利きミュージシャンを従えドラマティックに鼓舞するコール!
- Disc1
- 1. プレリュード
- 2. コーラス・オブ・ストリート・ボーイズ
- 3. ハバネラ
- 4. セギディーラ
- 5. 第2幕への間奏曲(アルカラの竜騎兵)
- 6. ジプシーの歌
- 7. カスタネット・ダンス
- 8. 花の歌
- 9. セクステット
- 10. 第4幕への間奏曲