前作『トロピコ・デ・カンセル』も話題となったサンフランシスコ出身のマリネロことジェス・シルヴェスター。約2年振り、サブ・ポップ傘下のハードリー・アートからは初のリリースとなるニュー・アルバム『ヘラ・ラヴ』、リリース。
Hardly Artからのデビュー作となる『Hella Love』は、Marinero(スペイン語で「船乗り」)ことJess Sylvesterの壮大な別れのアルバムで、嘗て暮らした自らの故郷、サンフランシスコのベイエリアへのラブレターとなる。Los Terricolas、Ennio Morricone、Esquivel、Carole King、Serge Gainsbourgといった60年代/70年代の古典的なラテンアメリカのグループやインターナショナルな作曲家からの影響を受け、Sylvesterは様々なジャンルのクラシックなアレンジを融合。そこにChicano Batman、Connan Mockasin、Chris Cohenといったコンテンポラリーなアーティストの要素を加えた。Sylvesterによって書かれ、演奏され、プロデュースされたアルバムは、ベイエリアのエンジニアであるJason Kick(Sonny and the Sunsets、Mild High Club)と共にカリフォルニア州オークランドのスタジオでレコーディングされた。
- 1. Fanfare
- 2. Through the Fog
- 3. Minuet for the Mission
- 4. Nuestra Victoria
- 5. Luz del Faro
- 6. Outerlands
- 7. Beyond the Rainbow Tunnel
- 8. Hella Love
- 9. Maritime
- 10. Isle of Alcatraz
- 11. Frisco Ball