THE 天国畑JAPON や、ヘンタイカメラ ブギウギオールスターズでの活躍でも知られる切明畑 遼が10 年以上の月日を経て完成させた楽曲集『×× クラゲ』をCD&LP でリリース決定!奇才 切明畑 遼 の記憶であり記録と化した、ビフォー・ザ・コロナ・ミュージック、ここにあり!
切明畑 遼 が長年構想し続けていた、親密感に溢れる Lo-Fi なアシッド・フォーク ALBUM が遂に完成。何度も何度も作ってはお蔵入りをしていた楽曲集が、10 年以上の月日を経て、ようやく日の目を浴びる事となる。特に思い入れが深かった執念の楽曲「メメクラゲ」が納得のいく形で仕上がった2019 年秋、不思議な縁により、伝説のサイケデリック・ロックバンド裸のラリーズのベーシストとしても知られるエンジニア、どろんこ氏の自宅に招かれる。その機会をキッカケに、ひょんな流れからプロデュースしてもらう事となった。どろんこ氏の自宅で、ゲストミュージシャンとその場でセッションを交えながら録音をしていくという実験的なホーム・レコーディングのアプローチに挑んだ意欲作。ゲストメンバーには、BOREDOMS 、Acid Mothers Temple 等、世界的な評価を受けるグループに在籍した経歴を持ち、今なお国内外問わず、サイケデリック・ギタリストの天才として名高い、田畑満氏が全楽曲にギターで参加。そして、盟友であるミュージシャン善財和也氏による、民族楽器や効果音などを多用した幅広い斬新なアレンジが楽曲のオリジナリティをより色鮮やかに演出する。エンジニアである、どろんこ氏も又、アナログ・シンセサイザーなど様々な楽器で参加していたりと、ところかしこにユーモアが散りばめられている。漫画家、つげ義春の世界観をオマージュしたと公言する本作品は、シュールで何処か不安定ながらも、楽曲の細部に穏やかなアットホーム感が漂い、優しいぬくもりに溢れる現代の必聴すべきモダン・サイケデリック・フォーク大名盤。レコーディングが行われた2020 年初冬、その直後にCOVID-19 が日本へ上陸。本作品はコロナを意識する以前の、切明畑 遼 の記憶であり記録と化した、ビフォー・ザ・コロナ・ミュージック。おとぎ話のようでありながら、不思議と今、共感を呼び寄せる。
- 1. ちょい待ち草
- 2. GARAM & CUTTY SARK
- 3. メメクラゲ
- 4. INDIAN INK PAINTING
- 5. AFTER THE RAVE
- 6. NEO HIPPIES USE HEAVEN'S DOOR
- 7. ディスコミュニケーション
- 8. MACALLAN
- 9. ジャマイカ☆クリスタル
- 10. 夕闇