【 CD only盤 】UK インディーロックへの憧れから出発し、痛快なガレージ・サウンドを鳴らしてきたDYGL( デイグロー) が新たなフェーズに突入。先行きの見えない時代のムードさえもポップスやロックが持つメロディの強さで色鮮やかに表現した3rd アルバム『A Daze In A Haze』が完成。世界最先端のシーンと共鳴しながら、今の彼らだからこそ辿り着いたロックバンドとしての新境地。
『A Daze In A Haze』(この朦朧とした 霞の中に)と名付けられた本作は、どの収録曲も共通したムードを備えながら、音楽性やテンションのバラエティに富んだ内容となった。ダイハツ・タントカスタムのCM楽曲としても起用され、先行配信にてスマッシュヒットを記録した「Sink」では、やさしく語りかけるような曲調とともに、一度聴いたら忘れられない普遍的なメロディを獲得。トラップ、ポップパンクそしてクラブミュージックなど幅広いジャンルを参照しながらロックを現代的な解釈でアップデートさせたキラーチューン「Half of Me」。人が成長するために、それまで執着してきたものを手放さないといけない瞬間があり、そのことへの未練や葛藤を吹き飛ばすようなサウンドになっている。楽しい音楽を求めジャンルにこだわらず様々なアイデアを自然にロックバンドとして形にした彼らは、「ロックが"つまんない”と言われる時代がどれだけ続いても、こんなに面白い音楽は絶対に何かしらの形で続いていく」と力強く語る。感傷的な気分に寄り添うやさしさと、鬱憤を晴らすエネルギーを兼ね備えた、2021年の理想的なロック・アルバムがここに完成。アルバムの世界観を拡張するTシャツ・アートワークなどのトータルプロデュースはTohjiのLIVEポスターやadidas x atmos pinkのコラボ企画のディレクションなど多方面で活躍するドイツ・ベルリン在住のアーティスト Masako Hiranoが担当した。
- 1. 7624
- 2. Banger
- 3. Half of Me
- 4. Did We Forget How to Dream in the Daytime?
- 5. Sink
- 6. Bushes
- 7. Wanderlust
- 8. The Rhythm of the World
- 9. Stereo Song
- 10. Alone in the Room
- 11. The Search
- 12. Ode to Insomnia