ベルギーのポスト・パンク・バンド、ウィスパリング・サンズ、3年振りの新作が完成。ポスト・パンクの美学を蒸留し、自らを絶対的な限界へと追い込んだセカンド・アルバム『セヴラル・アザーズ』、リリース。
『Several Others』はWhispering Sonsが2018年にリリースしたデビュー・アルバム『Image』以来、初のアルバムとなる。『Image』は、その実験的でありながら熱狂的でもあるダークでユニークなポスト・パンク・サウンドのブレンドにより、何百万ものストリームを獲得するだけではなく、初期の段階からプレスやラジオからの支持を得た。また、The Murder Capital、Patti Smith、The Soft Moon、Croatian Amor等と行ってきた狂暴なライヴにより、Whispering Sonsはライヴ・バンドとしての地位も確立した。こうした中で生まれたバンドの新しい楽曲は、彼らのサウンドを真っ先に表すポスト・パンクの美学を蒸留し、自らを絶対的な限界へと追い込んだものとなった。2020年の夏、フランスのアルデンヌにこもって新しい素材に取り組んだバンドは、過去の作品の強力な部分を取り入れ、その最大の強みに重点を置いて洗練させたのだ。
- 1. Dead End
- 2. Heat
- 3. (I Leave You) Wounded
- 4. Vision
- 5. Screens
- 6. Flood
- 7. Surface
- 8. Aftermath
- 9. Satantango
- 10. Surgery
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