現代音楽から電子音楽、またそれらに関わる現代アートや舞台音楽などを中心に幅広く活動を続ける作曲家Hiromu Yamaguchi。
クラブサウンドを取り入れたUtzho名義での1stアルバム『Stand On The Horizon』が完成。
美しいメロディー展開と起伏に富んだリズムに広大な情景が目の前に広がるような感覚に陥るM2「Souvenir From Artificial Lake」。本作におけるリードトラックと言えるM4「Dancing Into The Tunnel」は、細かく刻まれたハイハットに導かれるように叩かれる疾走感あるリズムと優美なメロディーラインが渾然一体となり、まるで雄大なシベリア大陸を横断していかのような気分を味合える。
タイトなビートに無国籍感漂うサウンドが魅力のM5「Running Without Sound」、また優しい風が吹き込むように奏でられる気持ちの良いギターなど叙情的なサウンドが軽やかなリズムと絡み展開されるM7「Wind From The Earth」をはじめ、全編が1つの物語のように描かれている様が特徴となっている。
- 1. The Horizon That Suddenly Appeared
- 2. Souvenir From Artificial Lake
- 3. Gathering The Feathers
- 4. Dancing Into The Tunnel
- 5. Running Without Sound
- 6. Space Colony Toys
- 7. Wind From The Earth
- 8. Upsurge Of The Inside
- 9. Bones Among The Stars
- 10. Love In The Abyss Of Distance
- 11. The Liaison Ship Island Sails