ベルリンをベースとするエレクトロニック・ミュージシャン、ロティックの新作が完成。ビョークのリミックス等も手掛ける彼女の3年振り、自身2枚目のアルバム『ウォーター』、ハウンドトゥースよりリリース。
LoticことJ’Kerian Morganは、10月29日にニュー・アルバム『Water』をリリースする。「これは私が常に書きたいと思っていたレコードだ。アーティストとしての自分の一つの到達のように感じる」と彼女は語る。『Water』に到達するということは、水のようになることを意味した。Loticは2年間、柔らかに身をゆだね、はかなさを歓迎し、自らの環境や自己との親密な関係をを受け入れるという、深く意図的なプロセスに専念した。しかし、弱さを受けいれるということは、全てを歓迎することである。『Water』はLoticの献身的な実践の完全な具現化だ。他人や自己、祖先やアイデンティティとの関係の心のこもった描写は、恍惚とした声の驚くべき新しい表現法によって特徴づけられる。水は癒しとなるが、時に害を及ぼす。水で研ぐこともできるし、火傷もするし、ただ静かに消費することもできる。水は儀式と赦免の場所であり、絶え間ない更新の源なのだ。アルバムはMetropolisでMatt Coltonによりマスター／カットされた。
- 1. Wet
- 2. Emergency
- 3. Come Unto Me
- 4. Changes (feat. Julius Errol Flynn)
- 5. Always You
- 6. Apart
- 7. A Plea
- 8. Oblivious
- 9. Diamond
