Linn Moriによる新章「Digital Church」シリーズの集大成。tajima halやFK(ex. Guinness / tribe)、Linn Mori自身等によって新たに解釈され、再構築(Remix)されたE.Pが完成。
2020年のコロナの真っ只中に実に5年ぶりとなるニューアルバム「Digital Church」で、今までのサンプリングや打ち込みを主体にした楽曲から、さらに音楽の表現の枠を広げるため、またよりコンセプチュアルな内容を追求していくため、デジタル要素や、演奏的要素を追求した楽曲を披露したLinn Mori。デジタルというサイバーな空間で、飽和し衝突し混ざり合うことでお互いの信条を理解していく様を描いた「Digital Church」に始まり、続編となるMetamorphosis、そして今作が「Digital Church」シリーズ3部作の完結編となる「Resurrection」である。シリーズのテーマソングともいうべき「Digital Church」をセルフリミックスという形で新たに表現した「Digital Church - Linn Mori Remix」に始まり、元Guinness / tribe recordsのマネージャーであり、膨大な音楽知識と、卓越したビートセンスを持つ「FK」による「Prayer」。フランスを拠点に活動し、「Kalhex」というラップグループのブレーンでもある「Lex (de Kalhex)」による「Dreamland」。Digital Churchシリーズのジャケット写真などその世界観を同じく作ってきた「Repeat Pattern」による「Digital Church」。日本のビートシーンの主要メンバーの一人であり、ドイツの「SICHTEXOT」から最新アルバムをリリースしたばかりの「tajima hal」による「Turquois Drop」。そして本作の締めを飾るのは、日本のエレクトロニカアーティスト「へプリカム」から多大な影響を受け、アメリカはテキサスを拠点にエレクトロニカのビートメイカーとして活躍する若きホープ「sonsofu」による「Nothing But A Dream」。ジャンルも年齢もっ国もバラバラな異色の6人による「Digital Church」の解釈が本作「Resurrection」となっている。リミキサー自信が自己の曲の中でも格別なものが出来たと自負するくらい、完成度が高く、各アーティストどの曲をとっても原作の理解をより一層深め再構築された、まさにLinn Moriの新章・第一幕の締めくくりにふさわしい名盤と仕上がっている。マスタリングはLinn Mori 作品を支え続けるRyota Noguchi、ジャケットはシリーズ通してジャケットの写真を担当しているRepeat Patternが担当。
- Side A
- 1. Digital Church - Linn Mori Remix
- 2. Prayer - FK Remix
- 3. Digital Church - Repeat Pattern Remix
- Side B
- 1. Dreamland - Lex (de Kalhex) Remix
- 2. Turquoise Drop - tajima hal Remix
- 3. Nothing But A Dream - sonsofu Remix