米ニュージャージーの伝説のインディ・ロック・バンド、ザ・レンズのキー・ソングライター、ケビン・ウィーランによるバンド、イーオン・ステイションが始動。アルバム『オブザヴァートリー』をサブ・ポップよりリリース。
Kevin Whelanはニュージャージーのインディ・ロック・レジェンド、The Wrensの結成メンバーでキー・ソングライターだ。The Wrensのランドマークである2003年のアルバム『The Meadowlands』はPitchforkのレヴューで9.5点を獲得。ファンやプレスはThe Wrensのメンバーが新しいマテリアルをリリースすることを、長く熱心に待ち望んでいた。Kevin Whelanのバンド、Aeon Stationの『Observatory』は、Whelanのファースト・ソロ・アルバムとなり、制作に10年以上をかけた壮大な声明だ。Whelanの過去の作品に精通している人は、収録される10曲に確かな親しみやすさを感じるだろうが、これまで以上に脆弱性を抱えたこのアルバムは、彼の音楽キャリアにおけるエキサイティングな新しいチャプターとなる。14年もの歳月をかけ、デモとスケッチはWhelanによりまとめられた。その間、多くの事がWhelanは起こった。結婚し、家庭をつくり、しばらくの間、アジア太平洋地域に移り住んだ。『Observatory』のタイトルは、Whelanと自閉症と診断された息子の関係にインスパイアされたものである。「彼はあまり話さないし、誰かを直視することもないけど、周りの全てを観察している。アルバムのタイトルは曲が持つ物語を反映している。それぞれの曲が特定の状況や感情を観察している」とWhelanは語る。
- 1. Hold On
- 2. Leaves
- 3. Fade
- 4. Everything at Once
- 5. Move
- 6. Queens
- 7. Empty Rooms
- 8. Air
- 9. Better Love
- 10. Alpine Drive