高く評価された前作から3年、アトランタのデュオ、マティエルの新作が完成。一つの創造的な存在として初めて二人で作られたサード・アルバム『ジョージア・ゴシック』、リリース。●ミックス:ジョン・コングルトン(エンジェル・オルセン、アール・スウェットシャツ、エリカ・バドゥ、スリーター・キニー)
●Mattielのサード・アルバム『Georgia Gothic』はデュオの出身地、アトランタの北にある森の中の静かな隠れ家で作られた。2017年のセルフ・タイトルのデビュー作と2019年のフォローアップ作『Satis Factory』は、Jonah Swilleyがサウンド、Mattiel Brownが歌詞とヴォーカルを担当するスタイルで書かれた。しかし、『Georgia Gothic』では真に協力的に制作が進められた。最初の2枚のアルバムのリリース後、二人はツアーで一緒に過ごし、別々のミュージシャンとしてではなく、一つの創造的な存在として曲を書く力が培われたのだ。アルバムのプロデュースはSwilleyが担当。ミックスはグラミー受賞エンジニア、John Congleton(Angel Olsen、Earl Sweatshirt、Erykah Badu、Sleater-Kinney)が手掛けた。●MattielことAtina Mattiel Brownはジョージア州の農場で育った。都市から離れた環境で母の持つ限られたレコードコレクション(DonovanやPeter Paul and Maryといった60年代のサイケポップや、コマーシャルだがエクスペリメンタルなポップを聴かせるThe Monkees)から音楽を学び、アトランタに移る。そこでJonah Swilleyに出会い、2014年よりコラボレーションを開始。2017年の秋にカリフォルニアのBurger Recordsよりセルフ・タイトルのデビュー・アルバム『Mattiel』をリリースした(翌2018年の7月、Heavenly Recordingsより同作はヨーロッパでもリリース)。アルバムは評判となり、Mattielはワールド・ワイドでツアーを実施。Jack Whiteのオープニング・アクトもつとめ、「Later…with Jools Holland」でのTVデビューも飾った。2年後の2019年にはセカンド・アルバム『Satis Factory』を英Heavenly Recordings/米ATOよりリリースした。
- 1. Jeff Goldblum
- 2. On The Run
- 3. Lighthouse
- 4. Wheels Fall Off
- 5. Subterranean Shut-In Blues
- 6. Blood in the Yolk
- 7. Cultural Criminal
- 8. You Can Have It All
- 9. Other Plans
- 10. Boomerang
- 11. How It Ends