DFA等から作品を発表していたニューヨークのアート・パンクバンド、ゲリラ・トス。ローリング・ストーン誌の「10グレイト・モダン・パンク・バンド」にも選ばれる彼らが、サブ・ポップよりニュー・アルバム『フェイマスリー・アライヴ』をリリース。
DFA、Tzadik、NNA Tapes、Feeding Tube Recordsから作品をリリースしていたニューヨークをベースとするアート・パンクバンド、Guerilla Tossが、Sub Popよりニュー・アルバム『Famously Alive』をリリースする。シンガーで作詞を担当するKassie Carlson、マルチインストゥルメンタリストのPeter Negroponte、ギタリストのArian Shafieeは、パンデミックの年、キャッツキルの自宅で『Famously Alive』の曲を書いた。「これは、幸せであること、生きること、そして強くあることについてのアルバムで、人々を鼓舞するためのものだ」とCarlsonは語る。アルバムのタイトルは、Carlsonがアヘン中毒から回復する為の初期段階をサポートしたバンドの親友、Jonny Tatelmanが書いた詩に由来する。この詩は、タイトル・トラックの歌詞全体を構成しており、自分自身の生存を愛し、無条件の自己受容への道筋を描くための頌歌となっている。CarlsonとNegroponteは、Shafieeと共に、サイケデリックな質感とクラウトロックのシンコペーションを現代のポップ・ミュージックに融合させたサウンドを作り上げていった。バンドが自らの力を存分に発揮し、楽観的に自身の特異性を謳歌しているということが、アルバムからは理解できる。『Famously Alive』は奇抜さ、親しみやす、楽しさが同居する歓喜のアルバムなのだ。
- 1. Cannibal Capital
- 2. Famously Alive
- 3. Live Exponential
- 4. Mermaid Airplane
- 5. Wild Fantasy
- 6. Pyramid Humm
- 7. Excitable Girls
- 8. I Got Spirit
- 9. Happy Me
- 10. Heathen In Me