エド・ウィン率いるインストゥメンタル・サイケデリック・ロック・バンド、オズリック・テンタクルズ。UKのミュージック・フェステイヴァルの再興に大きな影響を及ぼした彼らが1985年にリリースしたアルバム『タントリック・アブスタクルズ』のリマスター・ヴァージョン。【リマスター盤】
Ozric Tentaclesは英サマセットで1983年に結成されたインストゥルメンタル・ロック・バンドだ。1985年の『Erpsongs』を皮切りに、当初はカセットで音源をリリースしていた。1989年には自主レーベル、Dovetail Recordsを設立し、オフィシャルのファースト・アルバム『Pungent Effulgent』をリリース。この頃からバンドは一般的な人気を獲得するようになり、1990年にはセカンド・アルバム『Erpland』、1991年にはサード・アルバム『Strangeitude』をリリース。『Strangeitude』収録のシングル「Sploosh!」は、UKインディ・チャートで1位を獲得。続く1993年のアルバム『Jurassic Shift』はUKアルバム・チャートで11位、同インディ・チャートで1位を獲得した。その後も継続的にアルバムを発表。目下、30枚以上のアルバムをリリースし、一度もメジャー・レーベルとは契約をしてないながら、100万枚以上のアルバムをワールド・ワイドで売り上げている。この間、幾度もメンバー・チェンジを行うが、ギタリストのEd Wynneは唯一のオリジナル・メンバーとしてバンドに残っている。Ozric Tentaclesの音楽性は多岐にわたる。カンタベリー・ロックを代表するSteve HillageやGongの影響を強く感じさせ、サイケデリック・ロック、プログレッシヴ・ロック、スペース・ロック、ジャズ/フュージョン、エレクトロニック、ダブ、ワールド等、あらゆるジャンルを融合したサウンドを鳴らす。昨今では、UKのミュージック・フェステイヴァルの再興に大きな影響を及ぼしたバンド、として広く認識されている。
- 1. Og-Ha-Be
- 2. Shards Of Ice
- 3. Sniffing Dog
- 4. Music To Gargle At
- 5. Ethereal Cereal
- 6. Atmosphear
- 7. Ullular Gate
- 8. Tentacles Of Erpmind
- 9. Trees Of Eternity
- 10. Mescalito
- 11. Oddhamshaw Style
- 12. Become The Otter
- 13. Gnuthlia
- 14. Sorry Style
- 15. The Aum Shuffle