奇才ロバート・ハンプソン率いる伝説のポストサイケデリック/プレシューゲイザ・バンド、ループ。30年振りとなる4枚目のアルバム『ソナンシー』、リリース。
Loop、待望の4枚目のアルバム『Sonancy』(ラテン語で「音を出す」という意味)は、この奇妙な時代の完璧なドキュメントである。ダイナミックでディストピア的、そして正当な怒りに満ちた、恥じることのない「Loop」的なこのアルバムは、Robert Hampsonとその仲間にとって重要な再出発の証となるものだ。1980年代半ばにサウスロンドンで結成されたLoopは、モータリック・ビートとヘヴィなギターリフの強力なミックスで道を開き、『Heaven's End』(1987年/UKインディ・チャート4位)、『Fade Out』(1989年/UKインディ・チャート1位)、『A Gilded Eternity』(1990年/UKインディ・チャート1位)と3枚のアルバムをリリース。1991年に崩壊した。「Hawkwindが作ってCANが操縦する宇宙船に乗ったSuicideがThe Stoogesとジャムったようなサウンド」と評される、ポストサイケデリック/プレシューゲイザー的存在で、Spacemen 3やMy Bloody Valentineといった同世代のバンドとは違った独特な軌跡を残した。
- 1. Interference
- 2. Eolian
- 3. Supra
- 4. Penumbra I
- 5. Isochrone
- 6. Halo
- 7. Fermion
- 8. Penumbra II
- 9. Axion
- 10. Aurora