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PLASTIC ETERNITY

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サブ・ポップの看板バンドでシアトル・シーンのシンボル、マッドハニーの新作が完成。レーベルと共に今年35周年を迎える彼らの4年半振り11枚目のアルバム『プラスチック・エターニティー』、リリース。

世界はゴミで埋め尽くされている。幸いなことに、シアトルに拠点を置くバンドMudhoneyにとって、現代生活の不条理は常に格好の題材となってきた。この4人組(ヴォーカルのMark Arm、ギターのSteve Turner、ベースのGuy Maddison、ドラムのDan Peters)は、11枚目のスタジオ・アルバム『Plastic Eternity』で、辛辣なユーモアと泥にまみれたリフを武器に、あらゆる不条理に狙いを定めている。1980年代後半のバンド結成以来、その原始的なパンクとArmの鋭く面白い歌詞の組み合わせにより、Mudhoneyはアンダーグラウンドの代表的な存在であり続けている。その一方、『Plastic Eternity』のレコーディングには、バンドにとって初めての試みがいくつもあった。まず、Maddisonが家族をオーストラリアに移住させることを計画していたため、長年のプロデューサーであるJohnny Sangsterと共に、シアトルのCrackle & Pop!で9日間の期限付きでレコーディングは行われた。また、パンデミックによって1年半近く練習場に集まることができなかったため、本格的にリハーサルした曲より、半分忘れてしまったリフや初期のアイデアを詰め込んだレコードを作ることとなった。しかも、『Plastic Eternity』は、Mudhoneyが初めてバンド以外の人間に作曲のクレジットを与えた作品でもある。「僕らの誰よりも音楽理論に精通している」とArmが言う呼Sangsterは、曲の方向性について助言するために、時折手助けをした。更に、Mudhoneyには珍しいことに、アルバムには2曲のラヴ・ソングが収録されている(「Tom Herman’s Hermits」「Little Dogs」)。結成から40年近く経った今でもレコードを作り続けている理由を尋ねると、Armの答えはシンプルだった。「俺たちはお互いに好きだし、一緒にバンドをやっているのが好きなんだ。ある人はポーカーナイトとかで、友達と集まる口実がある。俺たちにとって、このバンドはそういうものなんだ」。●Mudhoney は1988年、米ワシントン州シアトルで結成されたオルタナティヴ・ロック・バンドだ。メンバーはMark Arm(Vo, G)、Steve Turner(G)、Dan Peters(Dr)、Guy Maddison(B)の4人で、1988年にSub Popよりシングル「Touch Me I'm Sick」でデビュー。1989年にファースト・アルバム『Mudhoney』をリリースした。1992年のサード・アルバム『Piece of Cake』よりメジャーに移籍するも、2002年の6枚目のアルバム『Since We've Become Translucent』よりSub Popへ戻り、2013年には9枚目のアルバム『Vanishing Point』、2018年には10枚目のアルバム『Digital Garbage』をリリースした。NirvanaのKurt Cobain等に大きな影響を与え、グランジを産み出したシアトルのミュージック・シーンのパイオニア的存在として知られている。

  • 1. Souvenir of My Trip
  • 2. Almost Everything
  • 3. Cascades of Crap
  • 4. Flush the Fascists
  • 5. Move Under
  • 6. Severed Dreams in the Sleeper Cell
  • 7. Here Comes the Flood
  • 8. Human Stock Capital
  • 9. Tom Herman’s Hermits
  • 10. One or Two
  • 11. Cry Me an Atmospheric River
  • 12. Plasticity
  • 13. Little Dogs
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