オランダはアムステルダムのインディ・ポップ・バンド、ピップ・ブロムの新作が完成。バンドを一新し、シンセ・ポップへと方向転換を遂げたサード・アルバム『ボビー』、リリース。●プロデュース:デイヴ・マクラッケン(ジェイ・Z、カニエ・ウェスト、イアン・ブラウン)●ゲスト:アレックス・カプラノス(フランツ・フェルディナンド)
Pip Blom(フロントウーマンで、バンド名でもある)は、サード・アルバム『Bobbie』で、バンドを一新して再出発することを決意。アルバムで、彼女とバンドは、屈託のないシンセ・ポップへと方向転換している。以前のアルバムでは、Blomはギターで曲を書き、スタジオでのレコーディング・プロセスで最後の仕上げをすることにより、彼女のポップ・ドリームを実現することを望んでいた。しかし、『Bobbie』では、最初からシンセサイザーやコンピューターを使った作業をおこない、プロデューサーのDave McCrackenを共同作曲家として起用。自らのヴィジョンが完全に実現されるようにした。この新しい作業方法に没頭するため、Blomは、彼女の母国オランダで5日間ノンストップでスタジオに通い続け、集中的に創作活動を行った。その後、Jay-ZやKanye Westなどを手がけるMcCrakenに送られた楽曲は、明瞭さを増し、ニュー・アルバムを構成するタイトでパンチの効いたポップ・ヒッツへと削ぎ落とされた。
- 1. Not Tonight
- 2. iger
- 3. Red
- 4. Kiss Me By Candlelight
- 5. I Can Be Your Man
- 6. Where’d You Get My Number
- 7. Brand New Car
- 8. Is This Love?
- 9. Fantasies
- 10. Again
- 11. Get Back
- 12. 7 Weeks