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HOLD

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ジャック・テイタムによるドリーム・ポップ/シューゲイザー・バンド、ワイルド・ナッシングの5枚目のアルバムが完成。ダンス・ミュージックにインスパイアされたデビュー・アルバム以来のセルフ・プロデュース作『ホールド』、キャプチャード・トラックスよりリリース。●ゲスト:モリー・バーチ、ベッカ・マンカリ、トミー・デヴィッドソン(ビーチ・フォッシルズ)、ハッチー他

Jack TatumによるCaptured Tracksを代表するバンド、Wild Nothingは、10月27日にニュー・アルバム『Hold』をリリースする。この5年振りとなる新作は、2010年のデビュー・アルバム『Gemini』以来となるセルフ・プロデュース作だ。父親になって間もない頃、眠れぬ夜が続く中、Tatumはダンス・ミュージックに傾倒。『Hold』では、シューゲイザーや80年代のシンセ・ポップに敬意を表しながら、その影響を鳴らす。また、Japanese BreakfastやMolly Burchとのコラボレーションによってさらに研ぎ澄まされたTatumの巧みなソングライティングも、アルバムでは披露される。Charli XCXのダークな側面から、Yellow Magic Orchestraのテクノ・ポップ、子供の頃から好きだったThe Chemical BrothersやOrbital、そして『So』時代のPeter Gabrielアート・ロックまで、その影響は幅広い。「僕はこのレコードを長い間温めていたので、これが世に出ることに興奮と不安の両方を感じている。父親として初めてのレコードで、デビュー以来初めてのセルフ・プロデュース作。アルバムは、実存的なテーマを扱っているが、常に深刻に考えすぎることはない。ポップであることを恐れないが、風変わりであることも臆しない。楽しくもあり、悲しくもあり、静かな瞬間に浸り、派手な瞬間を受け入れる。好きなことをやっていて、それに感謝しているんだ」とTatumは『Hold』について語る。アルバムにはMolly Burch、Becca Mancari、Tommy Davidson(Beach Fossils)、Hatchie、妻のDanaが参加し、ミックスはGeoff Swan(Caroline Polachek、Charli XCX)が担当。ソロ・キャリアとソングライター/コラボレーターとして過去5年間に経験した自身の成長をそのまま反映した作品へと、アルバムは仕上がった。●Wild NothingはヴァージニアのブラックスバーグでJack Tatumによってはじめられたドリーム・ポップ・バンドだ。バンドと言ってもJack Tatumしか在籍していないワンマン・バンドで、2009年の夏頃からWild Nothing名義でレコーディングはおこなわれている。当時のC86の再評価のムーヴメントの中、Jack Tatumのケイト・ブッシュのカヴァー「クラウドバスティング」はインディ・ミュージックのサークルの中で大きな話題となり、結果、Wild Nothingはブルックリンのレーベル、キャプチャード・トラックスと契約。2枚のシングルを経て、2010年、デビュー・アルバム『Gemini』をリリースした。『Gemini』は2010年の夏のカルト・ポップ・レコードとなった。このアルバムは、夏の幼少期の切望が軸となったアルバムだった。そこには、即座に二分する不安と気まぐれなパラノイアが流れている。Jack Tatumによってホーム・レコーディングされた80年代のインディ・ポップをルーツに持つこの作品は、インターネットを通して、瞬く間に人気を獲得することになった。アルバムは同年のピッチフォークの年間ベスト・アルバムの1枚にも選ばれ、評論家からも極めて高い評価を獲得。『Gemini』は、ポップ・ミュージックに対する独自の技法を持つJack Tatumの未来を約束するアルバムとなったのだ。2012年にリリースされたセカンド・アルバム『Nocturne』は、ベッドルームでのレコーディングからスタジオでのレコーディングに移行した作品で、Jack Tatumが考えるポップ・ミュージックの理想世界の窓となるアルバムとなり、彼の個性を普遍のポップへと昇華させた作品となった。『Nocturne』は各国で大きな評価を獲得。iTunes、Under The Rader、Obscure Sound、Urban Outfitters、The 405他、各メディアは2012年のベスト・アルバムの1枚に同作品を選出。ミシェル・ウィリアムズ(『マリリン 7日間の恋』『ブルーバレンタイン』『ブロークバック・マウンテン』)を起用したヴィデオ「パラダイス」も大きな話題を呼んだ。2016年2月にはサード・アルバム『Life Of Pause』をリリース。この『Life Of Pause』のレコーディングはロサンジェルスとストックホルムで数週間にわたっておこなわれた。プロデューサーはデヴェンドラ・バンハート、ビーチウッド・スパークス、オ・ルヴォアール・シモーヌ他を手掛けたThom Monahanで、Peter, Bjorn and Johnのドラマー、John Ericsson、スウェーデン放送交響楽団のPelle Jacobsson、伝説のシューゲイザー・バンド、Medicineのギタリスト、Brad Laner等もレコーディングも参加した。アルバムはビルボードのチャートにもランクインし、変わらぬ高い評価を獲得した。2018年8月には目下の最新作で4枚目のアルバム『Indigo』をリリースした。尚、『Gemini』はPitchforkの「The 30 Best Dream Pop Albums」の25位に選出。Jack TatumはJapanese Breakfastの大ヒット・シングル「Be Sweet」を共作したことでも知られる。

  • 1. Headlights On
  • 2. Basement El Dorado
  • 3. The Bodybuilder
  • 4. Suburban Solutions
  • 5. Presidio
  • 6. Dial Tone
  • 7. Histrion
  • 8. Prima
  • 9. Alex
  • 10. Little Chaos
  • 11. Pulling Down The Moon (Before You)
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