ベイエリアのシンガーソングライター、マリアBCのセカンド・アルバムが完成。ピッチフォーク等で絶賛された前作に続く『スパイク・フィールド』、セイクリッド・ボーンズ・レコーズよりリリース。
前作『Hyaline』で、心を揺さぶる楽曲を作り上げたベイエリアのシンガーソングライター、Maria BCは、ブルックリンの名門レーベルSacred Bonesと契約。セカンド・アルバム『Spike Field』を2023年10月にリリースする。『Spike Field』は、BCの家族の友人の家でレコーディングされた。その家には、ハンマーが軋み、奇妙な音が散発的に響く、調律の狂ったスタインウェイのベビー・ピアノがあり、そのピアノはアルバム全体に散りばめられている。アルバム、過去を殺したいという気持ちと、過去を尊重したいという気持ちの相反する性質を増幅させる。次に、自分自身と他者とのコミュニケーションの失敗を調査し、過去の出来事を清算するカタルシスを展開する。Maria BCは、並置された音の風景と揺れ動くヴォーカルを組み合わせて、ミス・コミュニケーションの糸や言葉の失敗を表現する。そして、『Spike Field』は、自分自身のある側面を葬り去ろうと最善を尽くしても、それは常に水面下に潜んでいるということを思い出させてくれる。
- 1. Amber
- 2. Watcher
- 3. [A backlit door]
- 4. Haruspex
- 5. Return to sender
- 6. Tire iron
- 7. Daydrinker
- 8. Tied
- 9. Still
- 10. Lacuna
- 11. Mercury
- 12. Spike field