南ロンドンを拠点に活動する6人組、テイパー!のデビュー・アルバムが完成。神話的な風景を旅する3幕構成の作品『ザ・ピルグリム、ゼア・ゴッド・アンド・ザ・キング・オブ・ディクレピト・マウンテン』、ヘヴンリー・レコーディングスよりリリース。
Ike Gray(vocals/guitar)、Will McCrossan(keys/drum machine)、Tom Rogers-Coltman(guitar/saxophone)、Ronnie Longfellow(bass)、Emily Hubbard(cornet/synth)、Wilf Cartwright(drums/cello)からなる南ロンドンを拠点に活動する6人組、Tapir!は、デビュー・アルバム『The Pilgrim, Their God and the King of My Decrepit Mountain』をリリースする。彼らは、様々な媒体が一緒に沸騰する、とTapir!について述べているが、それは、音楽的であり、演劇的であり、神話的であり、芸術的であり、共同作業的であり、物語的であり、そして何よりも一緒に楽しみ、共有するものである。アルバムは3幕構成で、まずは3枚の4トラックEPとしてHeavenly Recordingsからリリースされた。この作品は、孤独な旅人であるThe Pilgrimと呼ばれる謎の赤い生き物が、不気味な森、嵐の海、獣や傷ついた鳥や理想化された幻影が住む祝福を受けていない山々といった、神話的な風景を旅する物語である。Grayのさわやかで心に響くヴォーカルと、バンドの本能的で特異なメロディが奏でる幻想的でオフビートな寓話は、時にHenry Darger、Henri Rousseau、Philip Gustonの絵画に匹敵する音楽のように感じられる。
- 1. Act 1 (The Pilgrim)
- 2. On A Grassy Knoll (We'll Bow Together)
- 3. Swallow
- 4. The Nether (Face To Face)
- 5. Act 2 (Their God)
- 6. Broken Ark
- 7. Gymnop□die
- 8. Eidolon
- 9. Act 3 (The King of My Decrepit Mountain)
- 10. Untitled
- 11. My God
- 12. Mountain Song