サクソフォニストのジョン・ヘンウッドとドラマーのタッシュ・キーリーによるロンドンを拠点とするデュオ、O.(オー)。ブレイクビーツ、ジャズ、ドゥーム・メタルと全てを網羅したハイテンションなデビュー・アルバム『ウィアドーズ』が、スピーディー・ワンダーグラウンドよりリリース。●プロデュース:ダン・キャリー
バリトン・サックス・プレイヤーのJoe HenwoodとドラマーのTash Kearyによるロンドンを拠点とするデュオ、O.が、待望のデビュー・アルバム『WeirdOs』を6月にSpeedy Wundergroundからリリースする。ブリクストンの象徴的なヴェニュー、The Windmillでのレジデント活動や、black midi、Gilla Bandといったアーティストのイギリス/ヨーロッパでのサポートを通して、自らの大胆不敵なサウンドに磨きをかけてきたO.は、『WeirdOs』にそのユニークなライヴのエネルギーを凝縮した。アルバムはDan Careyのプロデュースで、最も騒がしいJoeとTashを反映し、ライヴ・レコーディングされたハイテンションなインストゥルメンタルを10曲収録。カタルシス溢れるダンスフロア・ドロップから、ジャングリストのブレイクビーツ、複雑なジャズ・ライン、ドロドロとした脅威的なドゥーム・メタルまで、このデュオはすべてを網羅している。O.のライブに匹敵するものはほぼ存在しない。ダブやディストーション・ペダルを駆使してプレイされるJoeのバリトン・サックスと、Tashの正確無比かつ表現力豊かな激しいドラミングが織り成す巨大な低音と振動を特徴とする彼らのライヴは、まさに音の攻撃だ。たった2つの楽器で、ダンスフロアの幸福感から耳に残るメロディーのフックまで、O.はすべてをカヴァーする。彼らの音楽は感染力があり、抑えがたい。日本のポストロック・グループ、Toeとの混同を避けるため、自分たちの名前を省略した当初のバンド名、ToeをO.に変更し、JoeとTashはパンデミック時のライヴストリーミングに限定された最初のライヴをスタートした。
- 1. Intro
- 2. 176
- 3. TV Dinners
- 4. Wheezy
- 5. Micro
- 6. Cosmo
- 7. Green Shirt
- 8. Whammy
- 9. Sugarfish
- 10. Slap Juice