オーストラリアはメルボルンを拠点とするサンシャイン・ポップ・バンド、クイヴァース。マージ・レコードからは初となるアルバム『オイスター・カッツ』をリリース。
オーストラリアはメルボルンを拠点とするQuiversのMerge Recordsからは初となるアルバム『Oyster Cuts』は、「人々は自分自身を見失うことを恐れる傾向にある」という感情に溢れている。Quiversは、時にGalaxie 500やThe Pretendersを彷彿とさせるメロディーに後押しされ、優しいけれどタフな音楽を作り、あらゆる感情を新しい角度から表現する曲の中にリスナーを何度も何度も飛び込ませる。『Oyster Cuts』は、わだかまったサンシャイン・ポップだ。結成当初からQuiversの音楽に影響を与えてきた喪失と愛(『We'll Go Riding on the Hearses』[2018年]の楽観主義の中での突然の兄弟の喪失/『Golden Doubt』[2021年]の悲しみの中での人生とその後の人生)が、『Oyster Cuts』には刻み込まれている。この作品は、悲しみのような感情が循環するものであることを受け入れながら、前進することにコミットしている。そして重要なのは、Quiversが互いに前進することを約束したことだ。『Golden Doubt』の合唱隊とストリングスを取り除いた『Oyster Cuts』は、Sam Nicholson(G)、Bella Quinlan(B)、Michael Panton(G)、Holly Thomas(D)の4人が一緒に音楽を作るときに何が可能かを示すショーケースだ。
- 1. Never Be Lonely
- 2. Pink Smoke
- 3. More Lost
- 4. Apparition
- 5. Grief Has Feathers
- 6. Oyster Cuts
- 7. Screensaver
- 8. If Only
- 9. Fake Flowers
- 10. Reckless