英ハル出身のシューゲイザー・カルテット、ベッドルームのサード・アルバムが完成。よりダンス・ミュージックの要素を取り入れた飛躍作『マイクロトニック』、モグワイのレーベル、ロック・アクションよりリリース。
英ハルを拠点に活動する4人組、bdrmmのサード・アルバム『Microtonic』は、2025年2月28日にMogwaiのレーベル、Rock Actionからリリースされる。長年のコラボレーターであるAlex Greavesと共にレコーディングされ、Working Men's ClubのSydney Minsky-SargeantとNightbusのNightbusがゲスト参加した10曲入りの『Microtonic』は、トーンや雰囲気のスペクトルをより豊かに取り入れ、バンドにとって疑う余地のない大胆な飛躍となった。「自分たちが得意とするジャンルに合うように、ある種の音楽を書くことにとても制約を感じていた。しかし、ある種の制限が解除され、もっと自由に好きなものを作れるようになった。ダンス・ミュージックからアンビエント、より実験的なソースまで、エレクトロニカの様々なスパンから影響を受けている」とヴォーカル/ギターのRyan Smithは語る。しかし、bdrmmのトレードマークであるサウンドは、決して消えてしまったわけではない。ギターを多用したバンドの初期は、今ここでブレイクしている多くのグループの青写真であり、影響を与えている。現在、シューゲイザーが80年代に誕生して以来、最強のリヴァイバルを謳歌しているが、そのギターは今、より幅広く、より広がりのある多彩なサウンド・パレットに組み込まれているのだ。 ●英ハルを拠点に活動するシューゲイザー・カルテット、bdrmmは2020年にセルフ・タイトルのアルバムでデビュー。その後、Mogwaiのレーベル、Rock Actionと契約し、2023年にセカンド・アルバム『I Don't Know』をリリースした。『I Don't Know』は、Consequenceが「これまでで最も魅力的な成功のひとつ」と評し、Rolling Stone UKは「混沌としたスリリングな進化」と述べるなど、批評家から絶賛された。リード・シングルの「It's Just A Bit Of Blood」は、BBC Radio 6でもプレイリスト入りし、Brooklyn Veganでアルバム・オブ・ザ・ウィークに選出された。
- 1. goit (featuring Working Men’s Club)
- 2. John on the Ceiling
- 3. Infinity Peaking
- 4. Snares
- 5. In the Electric Field (featuring Olivesque)
- 6. Microtonic
- 7. Clarkycat
- 8. Sat in the Heat
- 9. Lake Disappointment
- 10. The Noose