“歩き続けるあなた”のために作られた音楽の靴。4人組バンド、Old Shoe’sがセルフプロデュースで制作した1stアルバム『NEW SHOES』完成。
●ポケットに寂しさを、靴紐に希望を。都内を中心に活動中の4人組バンド Old Shoe’sによる1stアルバム『NEW SHOES』は、“歩き続けるあなた”のために作られた音楽の靴だ。セルフプロデュースで完成させた本作は、音楽の原点を見つめながらも、確かに今を鳴らしている。ロック、カントリー、ロカビリー、フォークといったルーツミュージックをキャッチーな音像へと落とし込み、アコースティックギターやスライドギター、ブルースハープ、マンドリンなどのアナログな音色が、懐かしさと温もりを伝えてくれる。中野来夢(Vo)が手がける歌詞は、日常の小さな感情や風景をすくい取り、そっと言葉に変化させる。リード曲「オールドシューズ」は、“新しい靴がボロボロになっていく”というモチーフで、歩き続けることの意味をやさしく肯定するような一曲だ。軽快なポップスから、語りかけるような静かなトーンの楽曲まで、11の景色がこのアルバムに収められており、聴くたびに、どこか自分の人生と重なって見えるような不思議な感触がある。届け方も音も、あくまで等身大。でもその中にある確かな熱が、ハートにじわじわと響いてくる。『NEW SHOES』は、まだ名も知らぬバンドが放った第一歩でありながら、彼らの歩む旅路はこれからの音楽の風景をすこしずつ変えていく足音になるかもしれない。●Old Shoe’s プロフィール:2025年6月9日結成。東京都を拠点に活動する4人組バンド。ソロとして活動していた中野来夢(Vo)が、バンド編成でのメンバーだった永野佑紀(Gt)、古園ナヒロ(Ba)、土田丈司(Dr)と共に立ち上げたプロジェクト。ロック、カントリー、ロカビリー、フォークなどのルーツミュージックをポップスに昇華したサウンドを基盤に、アナログ感のある楽器を用いた温もりあるサウンドを展開。日常の風景や感情の機微を描く歌詞も特徴的で、楽曲制作から録音・ミックス・映像に至るまで全てをセルフで手がける。
- 1. ハロー!
- 2. 風のあと
- 3. オールドシューズ
- 4. 抱きしめてもいいかい
- 5. 口笛吹いて
- 6. しあわせのうた
- 7. 扉
- 8. コールミー、コールユー。
- 9. タイムレス
- 10. なんでもない散歩道
- 11. バブルカー
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