CD

フルール・オ・ジャポン ~花咲くフルール□

¥2,750

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フランス・ギャル、ジョー・ミーク、キンクスのDNAを継承し、フレンチ・ポップにサイケの風味を添え蘇らせたオランダ発のFleur(フルール)。レトロ・フューチャーの世界へ誘う珠玉の日本ベスト盤!

イエイエ、フレンチ・ポップにサイケデリックの魔法をかけ、万華鏡のようにキラキラと目眩くイメージを変化させていく13曲を収録したFleur(フルール)日本初ベスト盤!オランダのNederbeat(ネーデルビート)を継承するThe Kik(キック)のデイブ・フォン・レイヴン、アルヤン・スパイズがLes Robots(レ・ロボ)としてレコーディングしていた楽曲を活用すべく、フロア・エルマンを迎え2019年に結成。レトロフューチャーな世界が炸裂するサウンドで注目を集め、デビューから全ての7”シングルが完売するなど、熱狂的なファンは現在もじわじわと増殖し続けている。フルールの魅力を存分に堪能すべく企画されたこの日本独自のベスト盤「Fleurir au Japon」はビートルズやキンクスなどの英ロックや、ボサノヴァ、そしてガレージの要素など、音楽的な幅広さと深さを示すと同時に、60年代のポップ・ミュージックへのピュアな愛情と敬意が感じられる作品集となっている。ドロドロしたシンセサイザーと高音のギターが特徴的な「La Tribu des Trompettes」で幕開けし、それに続く「Petit Homme de Papier」では、ローレル・キャニオンのサイケ・ポップを欧州風にアレンジを堪能できる。キレのあるベースラインが印象的で、どちらも60年代と70年代の音楽性を見事に融合させ、冒頭からリスナーの心をギュッと掴んで離さない。バンドのデビュー・シングルとして高い評価を得た「Mon Ami Martien」は、キラキラとしたシンセサイザーとスペーシーなキーボード・ブレイクで、ジョー・ミークからの影響を端々に感じさせ、エレクトリック・ギターのサウンドが稲妻のようにピカリと光る傑作だ。ファズトーンの歪みとスプーキーなメロディからロマンチックに転調していくユニークな「La Reine des Abeilles」など、多彩な音楽性が網羅され、懐かしさと新鮮さが絶妙に融合した彼らの楽曲たちは、日本のリスナーにも新たな刺激を与えることになるだろう。エルマンの少女と淑女を掛け合わせたようなアンニュイなヴォーカルは、フルールの数ある魅力の中でも特筆すべきものと言えるだろう。フランソワーズ・アルディを彷彿とさせつつも、現代的なエッジも感じさせ、ノスタルジックな楽曲たちに独特の色彩を与えている。過去の音楽を単に模倣するのではなく、現代的な感性で再解釈し蘇らせた今作は、60年代フレンチ・ポップの魅力を再発見したい、あるいは現代的なツイストを加えたレトロ・サウンドを探求するリスナーにとって、必聴の一枚と言えるだろう。

  • 1. La Tribu des Trompettes
  • 2. Besoin de Personne
  • 3. Petit Homme de Papier
  • 4. Tu es un □tre Parfait
  • 5. Je Touch□ du Bois
  • 6. La Reine des Abeilles
  • 7. Mon Ami Martien
  • 8. Au Large
  • 9. Nous Continuerons □ Marcher Ensemble
  • 10. Une F□te de Folie
  • 11. Le Capharna□m
  • 12. Monsieur Dracula
  • 13. L’oiseau
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