祝☆HARCO 20周年!日本のポップス愛好者を唸らせた大名盤「ゴマサバと夕顔と空心菜」から2年、HARCOとしての20年間の活動のフィナーレを飾るラストアルバム。山崎ゆかり(空気公団)、山田稔明(GOMES THE HITMAN)、伊藤俊吾、ゲントウキ、ベベチオ、Adi Nada、安田寿之らをゲストに迎えた、色鮮やかなポップソング集。
HARCO活動20周年のアニバーサリーにリリースされる、2年ぶりとなるオリジナル作品は、なんとHARCO名義としての突然の''ラストアルバム''!! 2018年から本名の「青木慶則(あおきよしのり)」で再始動するのを前に、自信を持って放つフィナーレは、今までの作品以上に色鮮やかな全11曲。 今作は、前作「ゴマサバと夕顔と空心菜」の洒脱なシティポップ路線を引き継ぎつつ、より正統派な志向を感じさせる楽曲も垣間見せ、これまでのHARCOらしさと、彼が見せなかった新しい横顔が、交互に折り重なる構成となっている。 「Monday Mornings」「Let Me Out」では、ポップス職人たる変幻自在な進行で驚かせ、「ロングウェイホーム」「家族のシルエット」では、穏やかでもありどこか切ない薄暮の情景を。AORの気質を匂わせるバラード「北斗七星」では、ブラスの効いた幅広いサウンドで楽しませてくれる。タイトルチューンでもある「あらたな方角へ」は、なんと15年以上前からライブでたびたび披露するも、これまで一度も音源化されることがなく、ファンから熱くリクエストされていた奇跡の1曲。 今作の大きな特色は、同世代アーティストとのコラボレーション楽曲が多数収録されていて、それらがごく自然にアルバムの中で馴染んでいること。2016年に東京と京都で行われた“HARCOの春フェス”から生まれたのは、山崎ゆかり(空気公団)×山田稔明(GOMES THE HITMAN)×HARCOの共作によって誕生した「春のセオリー」(作詞:山田稔明/作曲:HARCO)。同じようにライブイベントがきっかけで生まれた「秋めく時間たち」(伊藤俊吾との共作)、「期待の星」(ベベチオ、ゲントウキとの共作)も含め、各アーティストの個性が溢れる、けしてHARCOひとりでは生まれ得なかった完成度の高いポップスに仕上がった。 また近年、''HARCO BAND''としてナイスグルーヴを作り出してきた、ギター・石本大介、ベース・伊藤健太(ex.ゲントウキ)、ドラム・榊原大祐の3人が、初めてそろってレコーディングに参加し、HARCOワールドの裾野を広げている。 前作同様、大胆な解釈を施したカバー曲も収録予定。参加ミュージシャン:山崎ゆかり(空気公団)、山田稔明(GOMES THE HITMAN)、伊藤俊吾、ベベチオ、ゲントウキ、安田寿之、Adi Nada、石本大介、伊藤健太(ex.ゲントウキ)、榊原大祐
- Disc1
- 1. Monday Mornings
- 2. 東京テレポート
- 3. 春のセオリー
- 4. 北斗七星
- 5. TOKIO -平野航&HARCO REMIX-
- 6. 期待の星
- 7. Let Me Out
- 8. 親子のシルエット
- 9. 秋めく時間たち
- 10. ロングウェイホーム
- 11. あらたな方角へ