CD

ジ・アーティストリー・オブ・ヘレン・メリル

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“ニューヨークのため息”ヘレン・メリルが1965年にリリースしたボサノヴァや「五木の子守歌」など世界の音楽を唄った企画アルバム!チャーリー・バードやハル・マキュージック、ジミー・ジュフリーらを従えハスキーに唄う絶頂期のヘレン・メリル!

アール・ハインズ楽団でレコード・デビューしたヘレン・メリルは、ボブ・シャッドがプロデューサーのエマーシーで一躍トップ・ジャズ・シンガーの仲間入りを果たす。1959年にBBC放送の仕事でロンドンを訪れるとヨーロッパが気に入り、ローマをベースに4年間ピエロ・ウミリアーニらと活動した。1960年に初来日し、1963年には2度目の来日公演を行う。それら世界中の経験を元に作品化したのが『ジ・アーティストリー・オブ・ヘレン・メリル』で、各国のフォーク・ソング、土地の歌をモチーフにした異色の作品だ。また時代的にもボサノヴァ・ブームだったためか、ギターのチャーリー・バードをメイン・アカンパニストに迎えている。その他ジミー・レイニー(g)やハル・マキュージック(fl)ジミー・ジュフリー(cl)ら超大物をゲストに迎え、ヘレン独特の憂いのあるハスキー・ヴォイスでジャズ化したフォルクローレを歌う本作『ジ・アーティストリー・オブ・ヘレン・メリル』は、地味ながら非常に魅力のあるメインストリーム作品。

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