DEEP JAZZ REALITYは、2006年にユニバーサウンズ(universounds)の尾川雄介が立ち上げた日本のジャズ再発プロジェクト。日本のジャズ/フュージョン作品を中心に、1960年代から1980年代までの知られざる名作を次々と世に問い直してきた。 レーベルが注目されたのは、単なる再発にとどまらず「徹底した発掘と製作者の証言」を実行したことにある。日本のメジャーメーカー、インディー各社で発売したタイトルは200タイトルを超え、その中には福居良『Scenery』の復刻も含まれている。 DEEP JAZZ REALITYは、単なるレコード再発にとどまらず、アーティストへの取材を通じて演奏者の創作意欲や録音当時の熱量を、時代を超えてリスナーに届けることを使命としている。 その取り組みは、和ジャズの再評価をリードし、現代のクリエイターやDJ、リスナーに新たなインスピレーションを与え続けている。