1980年代に信藤三雄と周辺のデザイナー仲間で結成されたバンド。シュプリームスやロネッツなど1960年代のガールズ・グループのサウンドやルックスを取り入れたポップでニューウェーヴなサウンドは当時斬新なバンドとして注目を集めた。1982年『娘ごころはスクーターズ』でレコード・デビュー、その後1枚の7インチシングルのみを残し、わずか2年の活動で解散。”東京モータウン・サウンド”と称されるサウンドは小西康陽がリスペクト、90年代には小泉今日子が「東京ディスコナイト」をカヴァーしたことがきっかけとなり、再評価され続けている。2012年にザ・スクーターズとして再始動、筒美京平・橋本淳、志磨遼平、小西康陽、宇崎竜童ら豪華音楽家陣が書き下ろした『女は何度も勝負する』を発表、以降はシングルをリリースしたりライヴ活動をマイペースに行っている。
信藤三雄と湯村輝彦がコラボレーションしたザ・スクーターズのコンプリート・ボックスが完成
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